オリーブの木の下で 2006.5.7
「月に人間を着陸させたい」
ウォルター・バーグがマクダネル航空会社の社長をしていた時、当時のアメリカ大統領だった
ジョン・F・ケネディは彼を呼んでこう言った。

ウォルターはこの不可能を実現させるためには、まず宇宙船を無重力圏に持ち上げるための
強力なロケットが必要だと考えた。大きな問題というのは、たった一つで構成されているのでは
なく、別の様々な問題が複合されているのを、技術者の彼は知っていたのだ。

ウォルターは問題を20近くのジャンルに分け、自分の手に負えるものと、他人の助けが必要な
ものに類別した。そうしているうちに最後に残ったのは、引力に負けないで軌道に乗るパワーの
あるロケットを作らなければいけないという問題だった。

「あの時はうれしかった。全エネルギーを、たった一点に絞ればよかった。あとは時間の問題
だと思った」 と、ウォルターは当時を振り返っていった。

やがて、その最後の問題も解決され、1969年、人類最初の月着陸は成功し、ネイル・アーム
ストロング宇宙飛行士は、月の表面に歴史的な第一歩を記したのである。

月の上を人間が歩くことが出来るとは想像も出来なかったころ、人が月にまで行くということは
果てしのない夢だったに違いない。しかし、問題が整理される時に、すでに解決は時間の
問題となるのである。

私たちの人生の中に 「月の上を歩く」 をいう以上に無理な宿題・問題があるだろうか。
必ず解決は存在する!


  
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