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私生児ということで村中の人からのけ者にされていた少年がいました。
少年はあるとき新しい牧師が来たといううわさを聞いて教会に来ました。
礼拝が終わり、牧師と握手をするために並び、少年の番が来て牧師が話しかけました。
「あなたは誰の子ですか」
それを聞いた周りの人たちは一瞬静まりました。
次の瞬間牧師は満面の笑みを浮かべて言いました。
「そうか。わかった。あなたはお父さんそっくりだからすぐわかったよ。」
人々は硬直しましたが、牧師は続けました。
「あなたは父なる神の子だよ。あなたの姿を見るとすぐにわかったよ。」
少年はあわてて抜け出していこうとしましたが、その背中に向かって牧師は叫びました。
「これからは父なる神の子として生きるんだよ。」
少年は後にテネシー州知事になりました。
少年の名はベン・フーボ。彼は後年こう語りました。
「私が父なる神の子であるという言葉を聞いた、まさにその日が、未来のテネシー州
知事が誕生した日でありました。」
フランスの作家アンドレ・ジイドの少年時代は嘘とだましごとで満ち、最悪でした。
またあきれるほど臆病で劣等性そのものでした。
ある日教師が生徒全員に詩を朗読させました。
するとジイドは感情を込めた素晴らしい朗読をしました。
教師は彼を称賛しました。
「あなたは大変立派な作家になる。」
この言葉が文学少年の夢を育て続けました。
あなたは何を語り、言葉によって何を育てていますか。
《正しい者の口はいのちの泉》箴言10章11節 |
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