いよいよ関東は長かった梅雨もあけて、夏に突入することになりました。
今回は夏になると注意が必要な急性胃腸炎についてお話させていただきます。
急性胃腸炎の原因はまずウィルスや細菌による感染症やキノコや毒性のある化学物質の摂取によるもの、
まれに寄生虫によるもの(生水を飲まない日本では少ないです)があります。
まずウィルス性胃腸炎は冬〜春に流行る乳児嘔吐下痢症の病原ウィルスであるロタウィルスや子供さんの
プール熱の原因となるアデノウィルス(今も流行っているようなので気をつけてください)などが有名です。
細菌性によるもので多いものはサルモネラ、腸炎ビブリオ、ブドウ球菌、病原性大腸菌、大腸菌(O157)、
カンピロバクターなどであり、夏場に多い感染性胃腸炎と、主な感染源を魚介類とする腸炎ビブリオ、
肉・魚・卵を感染源とするサルモネラ、乳製品からのブドウ球菌などがあります。
これらはなるべく加熱して食べる、また保存するときは低温(5℃以下)で保存するように心がけてください。
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もし胃腸炎になってしまった場合ですが・・・
胃腸炎に対しての治療は脱水状態にならないように、まず十分に水分をとることが大事です、
電解質の入った市販の清涼飲料水をお勧めします。
腸炎において1〜2日食事が摂れなくてもそれほど問題になりませんが、脱水症状をおこしたり
電解質バランスが崩れると危険な状態になります。 |
下痢や嘔吐などの脱水状態に良い経口補水液(これは脱水時に失われやすいナトリウムやカリウムが多く
含まれていますので、スポーツドリンクより良いです)などもありますので詳しくは薬局にお尋ねください
市販薬では整腸剤の乳酸菌や緩やかに下痢を止めるタンニン酸アルブミン(牛乳アレルギーの方は注意が
必要です)を成分としたものをお勧めします。
また、市販の下痢止めで塩酸ロペラミドを含んだ医薬品はウィルスや細菌が原因の場合、
排菌を止めてしまい回復を長引かせることがあるので注意が必要です。
また細菌感染による胃腸炎には抗生物質投与が思い浮かびますが、腸炎ビブリオや
カンピロバクターなど特定の細菌が原因である場合以外は通常使われません。
ただ激しい嘔吐や下痢が続く場合は迷わず受診してください。
それでは良い夏をお過ごしください。 |
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